◆木の印材といえば柘・黒檀などでしたが、動物系の印材に比べて欠けやすく、朱肉を吸収して印面の硬度が落ち、保管が良くないと歪み・反りなどを生じやすいという耐久性上の弱点がありました。
この弱点をカバーするよう新たに開発されたのが彩樺です。
◆ 木材のため粘度はあまりありませんが、硬度の点では黒水牛にひけをとらず、反りや歪みが生じにくい材質です。
◆ バーチ材を高圧加熱加工して作られており、柘にくらべて繊維の密度が高く、きめも細かく均一です。手にした感じも、適度な重みと硬さと安定感があり、赤味がかった茶色の木目がとても美しい印材です。
木目の美しさと木のぬくもりがお好きな方には特におすすめです。