【印伝】とは、正倉院の宝物にもある奈良時代から伝わる革工芸の技法です。もとは印度から伝わったため「印伝」と言われています。
以来日本に根ざし、平安貴族、戦国武将、江戸時代には武士や町人の間で大流行し独自の発展を遂げました。
丈夫で軽い鹿革を染め、色漆で艶めく美しい模様をほどこした印伝は、
●鹿革のしっとり柔らかい手触り
●漆の膨らみのあるツルっとした感触
が楽しめる、独特の使い心地の良さに定評があります。
世界に誇る日本の代表的革工芸として、経済産業省より伝統的工芸品に指定されています。
【印傳屋】 上原勇七商店は戦国時代後期の天正15年に創業し、代々独自の印伝の技法を途切らすことなく継承する甲州印伝の老舗トップメーカーです。
印伝にも色々なメーカー、工房がありますが、ここでは最高級の鹿革が使われ一流の職人技で柄付けされた上原勇七商店の美麗な印伝製品を集めました。