◆古くから印材として使われている、木製印の代表格です。
繊維が多いため、木材の中では印鑑に適しています。
◆「象牙」や「牛角」のような動物系の印材や、バーチ材の「彩樺」などと比較すると、耐久性におとるため、どちらかといえば認印向きの印材です。
実印や銀行印のような、長年にわたって登録された印影と全く同じ印影で鮮明に捺印する必要のある印鑑として使用する場合は、取り扱いと保管に特に気をつけてください。
◆現在では一般に、東南アジアから輸入されているアカネ材が「柘」として安定的に供給されています。国産の場合は「国産柘」となります。